コロナウイルスが日本に猛威を震い始めた2020年から、令和5年度で4年目に入りました。初年度の自粛ムードから令和4年度には、ウィズコロナの時代に沿った移り変わりを表し、前向きな世の中へと変革してきております。そして大村市では昨年9月、西九州新幹線が開通し、九州地域全体の更なる浮揚に重要な役割を果たし得る交通インフラが誕生し、変化する時代に沿った新しい企業の在り方を 問われる時代に直面しております。

社会経済ではAI(人工知能)、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータなど…IT 技術はあらゆる業界を巻き込みながら更に発展していくと言われております。

令和5年度大村商工会議所青年部は「新しいことを生み出すスキル・柔軟に考えるスキル・ビジネスと結びつけるスキル」の3つのスキルを身につけ、青年経済人として研鑽していくことが大事だと考えます。スローガンにも掲げた「和衷協同」という言葉は、心を同じくして共に力を合わせ、仕事や作業に あたること。という意味が込められており、特に和衷という言葉は「心の底からなごみ和らぐこと」という意味があります。さまざまな角度から答えを模索していき、会員それぞれが切磋琢磨し研修と交流を通じて企業家精神を高め、スキルを学び、楽しく笑顔で協調し合いながらこの変化していく荒波へ皆で手を取り漕ぎ出して行きたいという思いが込められております。

そして大村商工会議所青年部は設立45周年記念の年を迎えます。同時に、沖縄商工会議所青年部との姉妹縁組40周年記念、長崎県商工会議所青年部連合会第29回会員大会の主管地の年でもあります。これまで諸先輩方が45年間培ってこられた礎に感謝をし、これからの大村商工会議所青年部の在り方を模索し、OB会や長崎県連との更なる交流と、皆様の期待に応えられる大村商工会議所青年部の組織づくりに励み、更なる飛躍の年にしたいと思います。

最後になりますが、先輩に憧れて大村商工会議所青年部に入会して20年。まだまだ未熟な所はございますが、精一杯全うさせていただきますので、これからも変わらぬご支援ご協力を宜しくお願い致します。

会長挨拶001